さようなら 佐久小学校
明治39年12月に特別教授を開始した伝統ある佐久小学校も、2,449人の
卒業生を送り出し、平成18年3月に99年間の歴史に幕を閉じました。

   

2006年3月に惜しまれながらも閉校した中川町立佐久小学校。
当時の児童たちが歌った校歌を、懐かしい映像と共に。

   


 昭和 5年建築の校舎(昭和23年ごろ撮影)
 
 昭和 28年建築の校舎(昭和50年ごろ撮影)
 
 昭和 52年建築の校舎(平成17年撮影)
 


中川町立佐久小学校 閉校式・惜別会

平成18年3月5日に佐久小学校体育館で行われた閉校式と惜別会は、児童や教員、町内の同窓生や元教員など約200人が出席して行われました。
 
全校児童は11人。佐久っ子らしく、しっかりした態度で式典に臨みました。
 
歴代校長やPTA会長ら12人に、中川町長から感謝状が贈られました。
 
佐久を舞台にした民話「空を飛翔(かけ)た夢」の劇が、児童11人により演じられました。民話の作者は、佐久小の卒業生の長谷部隆夫さんです。
 
児童らの演技に、感動して涙する同窓生の姿も見られました。
 
閉校式のあとに行われた惜別会では昔話に花が咲くとともに、名残惜しいとの声も聞かれます。
 
最後は校歌を全員で斉唱し、佐久小学校にお別れを告げました。
さようなら、佐久小学校。
ありがとう、佐久小学校。