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北海道 中川町から kajikenが発信しています。

オタクの部屋【ロードスター編】

kajikenのあまり一般受けしない(笑)マニアックな趣味を紹介。
趣味をとことん追求するのではなく、移り気な性格はオタクになりきれていないかも・・・。

ユーノス ロードスター

20代の若かりし頃、1600ccから2000ccへと排気量アップしたトヨタの2代目MR2とユーノスロードスターのどっちを買おうかものすごく悩みました。
結局、ディーラーで現車を見て、ロードスターの斬新なパッケージングとデザインに心を奪われ、当時めずらしいオープンカーを購入することにしました。
買った当初は周りから「オープンにしてたらほこりが入ってひどいでしょ」とか「夏はエアコン要らないんじゃない」とか「冬、寒くないの」など、いろいろ心配をいただきました。(笑)
面白かったのは、職場の上司に「あれ、どこの国の車よ?何年車?」と聞かれたことですね。一昔前の英国車のイメージが残っていたんでしょうねきっと。でも、新車なのに・・・トホホ。
独身で乗っていた頃は、まあ、それなりに遠出もしたのですが、結婚してからはすっかり通勤専用車。
購入から23年経った2013年現在で、走行距離は約9万キロと中川町に住む感覚としては驚くほど少ない。。
よく「何キロ乗ったのよ?20万キロぐらいなったか?」と聞かれますが、苦笑いして答えています。
でも、走行距離は少なくても、年数は経ってるんですよね。
ビニールの幌も、外見はそれほどでもないのですが、内側はハガレ、破れなどが目立ち、天井をさわると繊維が取れて指が黒くなってしまいます。
うーん、これはヤバイ、いよいよ交換時期。
昨年から検討を始め、雑誌やHPで情報を集めた結果、DIY交換で安く、どうせ交換するならとビニール製から布製の幌にグレードアップ、さらにスクリーンもふにゃふにゃのビニールからガラスにチェンジ!
車いじりも、オーディオ、フォグランプ、電子ホーン、スタイルバーなどの取り付けや交換はやってきましたが、幌交換のような大物は初めて。
無事に交換できるのか一抹の不安もありましたが、途中で余したら佐久の宮脇ボデーに持っていこうと割り切り?注文することに。
オープンカーの幌交換や販売を手がける「Auto-tops.com」からアメリカ直輸入のクロス幌 ワンピースタイプ、色はダークルビーをセレクトしてみました。
さて、交換はうまくいくのか・・・。

購入当初からの黒いビニール製の幌


ふちの部分も切れ目があったりして

室内側の天井は、接着剤がはがれてべローンとなってます


リアスクリーンは、くすんで細かい傷もいっぱい


手始めに、シートを取っ払います

内張りをはがして、幌の後端を固定している金具もはずしていきます


Bピラーの根元のボルトをはずせば、あとは二人掛りでよいしょと持ち上げるだけ
車体を傷つけないよう、念のためタオルや毛布でボディーをガードしておきます

これでボディーはすっからかん


骨組みから幌をはずします

古い幌は、内側も破れが目立ちます


気温が低いと幌が伸びず、作業が難しいとのことで、室内に場所を移しました
さて、これから新品の幌を骨組みに取り付けます

リベットや接着剤を使い、骨組みに新しい幌を装着


取り付けの前に、さび付いた部品もなんとかしなきゃ

サンドペーパーでさびを落とし、スプレー塗料を吹き付けます


組みあがった幌を、今度は車体に取り付けです

室内に雨水が流れ込まないようにするレインレールも、純正ではなく幌と同じメーカーの安いアメリカ製にしてみました。


後は、幌の張りを調整して、内張りとシートを取り付ければ完了


クラシックレッドのボディーに、ダークルビーの幌。
純正にない、こじゃれた組み合わせに大満足で作業完了。
「Auto-tops.com」さんの丁寧な説明書のおかげかもね。
オープンカーの本場?アメリカ製の幌は、純正品と見間違うかのようなしっかりとした作り。
布製でガラススクリーンの幌に、ついでにレインレールとサイドテンションケーブルも新品に交換しましたが部品代だけで約62,000円で収まりました。
純正品をディーラーで交換するのと比べたら格安ですね。
これで、あと10年乗れるかな?
(2013年5月)

information店舗情報

北海道中川町

人口 約1,900人
面積 595平方キロ
産業 農業、林業
観光 博物館、温泉、道の駅
気候 冬はとても寒い