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北海道 中川町から kajikenが発信しています。

オタクの部屋【セガ編】

kajikenのあまり一般受けしない(笑)マニアックな趣味を紹介。
趣味をとことん追求するのではなく、移り気な性格はオタクになりきれていないかも・・・。

メガドライブ

ファミコンまでは、いわゆるアンテナ線を通じてテレビに接続していたが、テレビの進化と共にメガドライブ(以下、メガドラ)では黄色いコンポジット端子で接続されるようになった。
しかし、この時代、まだテレビのスピーカーはモノラルが主流で、当然のように音声接続はモノラル。
また、「ゲームをすると、テレビが壊れる」と、あまり根拠のない話がまことしやかに言われていたため、居間の立派なテレビはゲームに使われにくいことも、音声出力端子の選定に多分に影響していたのかもしれない。
ただし、メガドラにはヘッドホン端子が前面に付いており、そこを利用してステレオでゲームを楽しむことができた。
後に、本体の内部を開けて、ヘッドホン端子から新たな配線を引き、背面からステレオ端子を取り出すように改造したものだ。

「メガドライブ」とソフトの数々


愛読書だったビープ メガドライブ

メガドラの代表的なソフトといえば、やはりソニック・ザ・ヘッジホッグは外せないだろう。ファミコンと比較すれば、対抗馬はスーパーマリオ。
スパーマリオも面白いのだが、ちょっとかすっただけで、すぐに死んでしまうのが続くと「イラッ」とくる。しかも、足が遅い。
その点、ソニックは爽快だ。キャラも背景のスピードも、それまでのゲームとは段違いに速い。
敵に当たっても、リングを持っていればすぐに死なないなど「イラッ」とすることはない。
続編のソニック2では、役に立つような立たないようなテイルスという2プレーヤー操作も可能となり新たな展開を見せる。
また、ドリカムの中村正人がソニック1、2の音楽を担当しているのも要チェックだ。

ソニック・ザ・ヘッジホッグと続編のソニック2


そして、バーチャ レーシングも新時代を切り開いたソフトのひとつだ。
業務用アーケードゲームとして大ヒットしたレーシングゲーム。ポリゴンで作られたフォーミュラーマシン、背景、ピットクルー(笑)は当時の家庭用ゲーム機では実現不可能と思われていたが、そのリアルな動きそのままにメガドラで再現された。
それはゲームカセットに専用のチップを搭載し、まさにメガドラの限界に挑戦したといえる。
リアルな挙動に興奮したアーケードの感覚そのままを再現した技術力に脱帽すると共に、「メガドラばんざい」と叫ぶのであった。

フルポリゴンのレースゲーム、バーチャ レーシング


メガCD

メガドラには様々な周辺機器やバリエーションが存在したが、CD-ROMのゲームソフトが使えるようになったのがメガCDだ。
メガドラと上下で合体し、フロントローディングのCDトレイにゲームソフトを挿入して遊ぶのだ。
カートリッジタイプのゲームは、その容量が増えるほど内容も濃くなるものの、値段も高額になる欠点があるが、CD−ROMならその心配は不要であった。
当時ゲームセンターでは、LD(レーザーディスク)を使ったフルアニメーションゲームの「サンダーストーム」や「タイムギャル」が流行していたが、これも余すことなくメガCDに移植され、その威力を見せ付けた。
まあ、映像はすごいがただの覚えゲームなので、面白みはいまひとつだったが・・・。

メガドラ(上)と合体したメガCD(下)


セガサターン

ゲーム機の進化は早い。
バーチャ レーシングでその限界を超えたと思われたメガドラも、すぐに終焉の時を迎えたのである。
セガから送られた、あたらなゲームマシン「セガサターン」の登場だ。

つづく・・・。



information店舗情報

北海道中川町

人口 約1,900人
面積 595平方キロ
産業 農業、林業
観光 博物館、温泉、道の駅
気候 冬はとても寒い